入った瞬間、不思議だからタイトルは不思議空間。
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終わらない・・・でした。
つ〜か、連載終わりません(汗)
ラストに向かってGO〜GOGO〜っ!!
やってみたらこれまた長いっ!!
つ〜か分割しないと(汗)
ちなみにまだラストには行き着いておりません。
だって・・・自分の詰め込みたいシュチュエーションがてんこ盛りで。
ど〜してなの〜かぁ〜誰もしぃ〜らない〜
だけど、姫の妄想〜ぽんぽんぎゅぎゅぎゅっぽんぽんぎゅぎゅぎゅ
・・・です。(童謡の曲調で・・・)
ってことでラストまでもう少しお付き合いよろしくっ!
・・・あと1回で終わればいいなぁ〜(汗)
きぃ・・・
ゆっくりとドアを開ける。
「ん?遅かったじゃ・・・」
俺を振り返るシゲル。
言葉の途中で黙り、俺の後ろにいるブルーを睨む。
「何しに来た」
「城主・・・お言葉ですけど私の方こそ何をしているのかしら?と尋ねたいですわ」
「俺の勝手だろう?」
初めて会ったときのシゲルがそこにはいた。
傍若無人で冷たいシゲルが・・・
「それよりもこいつにかけた術を解け」
指図する様に顎でくいっと俺を指す。
「あら・・・城主自ら致したらどう?」
ブルーはそんなシゲルの態度・視線に怯えることなく態度LLで言葉を返す。
「・・・」
一層、シゲルの視線は冷たくなる。
それでようやくブルーはため息を1つ吐くと俺にかけた変な術らしいものを解いてくれた。
身体が自由に動く。
意識がまだぼ〜っとするせいかブルーに怒鳴りたくても怒鳴れない。
とりあえず・・・少し離れよう。
2・3歩離れたところでシゲルにぐいっと引き寄せられる。
「っ!?」
思わぬ行動だったので足がぐらつきシゲルの胸に飛び込むかたちになってしまった。
「あにすんだおっ!」
「・・・いや、ブルーのそばは危険だなぁ〜と思って」
「らから、少し離れたんらろ〜」
術が解けたばかりで呂律がまわらねぇ・・・
怒ってんのになんだか怒りを表現しにくい。
「・・・って、私無視の話は後にしてくんない?」
「後って言っても連れ戻しに来たんだろうが・・・後があるのか?」
「言葉のあやってやつよ。それよりも城主、城の者がどれだけいるのか知らないわけがないでしょう?早く戻って下さい」
「戻る気はないといったら?」
「っ!?・・・何故?信じられない。貴方は城の主なのよ?由緒ある吸血鬼一族の長が城を捨てると言うの?」
ブルーは初めてここで驚愕した顔をする。
クールで表情をほんの少しだけしか見せないブルーがここまで感情を見せた。
「別に俺などいなくても一緒だ。城は存在する。第一、この数週間不在でも何も問題はなかっただろう?」
「ですがっ!!」
「この話は終わりだ。新しい主を戻って決めるといい」
シゲルは話は終わりとばかりにブルーに背を向ける。
「お、おい・・・シゲル」
帰る場所を自ら手放していいのか?
だって・・・シゲルには繋がりあるものがいるのに・・・
そんな簡単に手放していいの?
「・・・その子のせい?」
ブルーが静かに尋ねる。
「たかだか人間の1人に拘って城を捨てる気なの?」
「帰れといったはずだが?」
「そんなに気に入ったのなら牙を使って仲間にするなり奴隷にするなりすればいいじゃないっ!!仲間を・・・城を・・・簡単に捨てられるほどの人間っ!?」
ぎろっと俺を睨むブルーは憎しみに溢れている。
もしかしてブルーはシゲルのこと・・・
「俺は仲間などに拘ってはいない。城主になったのだって無理矢理だ・・・お前は前の主に忠誠を誓っていて城に執着を持っているのだろうがお前の城への執着に付き合う気などない」
ぐっと黙るブルー。
「城に執着するのがどこが悪いわけっ!?確かに前の城主から頼むと言われなかったら私はさっさと城主なんか見捨ててどこかへいったわよっ!」
けっ☆と吐き捨てるブルー。
そんなブルーを見てほっとした俺。
・・・え?ほっとした?
自分の中で起こった感情に戸惑う。
なんで・・・?
自分に尋ねる。
ブルーがシゲルに執着してないって知ったらほっとしたこの気持ち・・・
それって・・俺が・・・シゲルのこと・・・
「うわぁぁぁぁぁ」
自分でも気付かなかったシゲルへの感情に驚き奇声を上げてしまう。
「うぉっ!?どうした?」
急に騒いだ俺にびっくりしたシゲル。
「・・・あ、なんでもない。続きどうぞ」
好きって思った瞬間、シゲルをまともに見れねぇ。
ああ・・・なんで気付いちゃったかな・・・俺。
しかも、こんな修羅場中に。
「なんでもないって・・・お前顔真っ赤だぞ」
「本当、なんでもないからっ!」
顔を覗き込まれたら更に赤くなる〜〜〜っ
そうしたらシゲルにこの気持ちばれるのは時間の問題だ。
「・・どうでもいいけど。城主、その子がネックで城に戻らないと言うわけ?」
ブルーがその光景を見ながらだんだん冷静な表情に変わる。
「そうだといったら?」
「そう・・・城主がその子を仲間にせずここに留まると言うならば・・・私も実力行使と行きますから」
「何をする気だ?」
「サトシ、こちらを見なさい」
「へ?」
不意に名前を呼ばれそちらを見ると・・・
再びあの変な術にかかってしまった。
「さぁ・・・私のほうにいらっしゃい」
嫌なのに・・・嫌なのに身体がブルーの方に向かってしまう。
シゲルが慌てて俺を抱きしめ止めるが、その腕を振り払い向かう。
ブルーの元にたどり着くとかくんっ☆と力が抜けその場にへたり込む。
「私がサトシを奴隷にしてあげるわ・・・城主のそばに仕えるようにしてあげる」
ブルーの牙がきらりと光る。
心のどこかでほっとしている自分がいた。
仲間でも奴隷でもなんでもいいからシゲルへの繋がりがこれでできるのだと。
すうっと目を閉じてブルーの牙を待つ。
つ〜か、連載終わりません(汗)
ラストに向かってGO〜GOGO〜っ!!
やってみたらこれまた長いっ!!
つ〜か分割しないと(汗)
ちなみにまだラストには行き着いておりません。
だって・・・自分の詰め込みたいシュチュエーションがてんこ盛りで。
ど〜してなの〜かぁ〜誰もしぃ〜らない〜
だけど、姫の妄想〜ぽんぽんぎゅぎゅぎゅっぽんぽんぎゅぎゅぎゅ
・・・です。(童謡の曲調で・・・)
ってことでラストまでもう少しお付き合いよろしくっ!
・・・あと1回で終わればいいなぁ〜(汗)
きぃ・・・
ゆっくりとドアを開ける。
「ん?遅かったじゃ・・・」
俺を振り返るシゲル。
言葉の途中で黙り、俺の後ろにいるブルーを睨む。
「何しに来た」
「城主・・・お言葉ですけど私の方こそ何をしているのかしら?と尋ねたいですわ」
「俺の勝手だろう?」
初めて会ったときのシゲルがそこにはいた。
傍若無人で冷たいシゲルが・・・
「それよりもこいつにかけた術を解け」
指図する様に顎でくいっと俺を指す。
「あら・・・城主自ら致したらどう?」
ブルーはそんなシゲルの態度・視線に怯えることなく態度LLで言葉を返す。
「・・・」
一層、シゲルの視線は冷たくなる。
それでようやくブルーはため息を1つ吐くと俺にかけた変な術らしいものを解いてくれた。
身体が自由に動く。
意識がまだぼ〜っとするせいかブルーに怒鳴りたくても怒鳴れない。
とりあえず・・・少し離れよう。
2・3歩離れたところでシゲルにぐいっと引き寄せられる。
「っ!?」
思わぬ行動だったので足がぐらつきシゲルの胸に飛び込むかたちになってしまった。
「あにすんだおっ!」
「・・・いや、ブルーのそばは危険だなぁ〜と思って」
「らから、少し離れたんらろ〜」
術が解けたばかりで呂律がまわらねぇ・・・
怒ってんのになんだか怒りを表現しにくい。
「・・・って、私無視の話は後にしてくんない?」
「後って言っても連れ戻しに来たんだろうが・・・後があるのか?」
「言葉のあやってやつよ。それよりも城主、城の者がどれだけいるのか知らないわけがないでしょう?早く戻って下さい」
「戻る気はないといったら?」
「っ!?・・・何故?信じられない。貴方は城の主なのよ?由緒ある吸血鬼一族の長が城を捨てると言うの?」
ブルーは初めてここで驚愕した顔をする。
クールで表情をほんの少しだけしか見せないブルーがここまで感情を見せた。
「別に俺などいなくても一緒だ。城は存在する。第一、この数週間不在でも何も問題はなかっただろう?」
「ですがっ!!」
「この話は終わりだ。新しい主を戻って決めるといい」
シゲルは話は終わりとばかりにブルーに背を向ける。
「お、おい・・・シゲル」
帰る場所を自ら手放していいのか?
だって・・・シゲルには繋がりあるものがいるのに・・・
そんな簡単に手放していいの?
「・・・その子のせい?」
ブルーが静かに尋ねる。
「たかだか人間の1人に拘って城を捨てる気なの?」
「帰れといったはずだが?」
「そんなに気に入ったのなら牙を使って仲間にするなり奴隷にするなりすればいいじゃないっ!!仲間を・・・城を・・・簡単に捨てられるほどの人間っ!?」
ぎろっと俺を睨むブルーは憎しみに溢れている。
もしかしてブルーはシゲルのこと・・・
「俺は仲間などに拘ってはいない。城主になったのだって無理矢理だ・・・お前は前の主に忠誠を誓っていて城に執着を持っているのだろうがお前の城への執着に付き合う気などない」
ぐっと黙るブルー。
「城に執着するのがどこが悪いわけっ!?確かに前の城主から頼むと言われなかったら私はさっさと城主なんか見捨ててどこかへいったわよっ!」
けっ☆と吐き捨てるブルー。
そんなブルーを見てほっとした俺。
・・・え?ほっとした?
自分の中で起こった感情に戸惑う。
なんで・・・?
自分に尋ねる。
ブルーがシゲルに執着してないって知ったらほっとしたこの気持ち・・・
それって・・俺が・・・シゲルのこと・・・
「うわぁぁぁぁぁ」
自分でも気付かなかったシゲルへの感情に驚き奇声を上げてしまう。
「うぉっ!?どうした?」
急に騒いだ俺にびっくりしたシゲル。
「・・・あ、なんでもない。続きどうぞ」
好きって思った瞬間、シゲルをまともに見れねぇ。
ああ・・・なんで気付いちゃったかな・・・俺。
しかも、こんな修羅場中に。
「なんでもないって・・・お前顔真っ赤だぞ」
「本当、なんでもないからっ!」
顔を覗き込まれたら更に赤くなる〜〜〜っ
そうしたらシゲルにこの気持ちばれるのは時間の問題だ。
「・・どうでもいいけど。城主、その子がネックで城に戻らないと言うわけ?」
ブルーがその光景を見ながらだんだん冷静な表情に変わる。
「そうだといったら?」
「そう・・・城主がその子を仲間にせずここに留まると言うならば・・・私も実力行使と行きますから」
「何をする気だ?」
「サトシ、こちらを見なさい」
「へ?」
不意に名前を呼ばれそちらを見ると・・・
再びあの変な術にかかってしまった。
「さぁ・・・私のほうにいらっしゃい」
嫌なのに・・・嫌なのに身体がブルーの方に向かってしまう。
シゲルが慌てて俺を抱きしめ止めるが、その腕を振り払い向かう。
ブルーの元にたどり着くとかくんっ☆と力が抜けその場にへたり込む。
「私がサトシを奴隷にしてあげるわ・・・城主のそばに仕えるようにしてあげる」
ブルーの牙がきらりと光る。
心のどこかでほっとしている自分がいた。
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すうっと目を閉じてブルーの牙を待つ。
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プロフィール
HN:
胡都音(元:流石姫)
HP:
性別:
非公開
趣味:
紅茶・創作活動・読書
自己紹介:
自分の中の不思議ちゃんを暴露してます。
見ての通り、痛い人です(笑)。
時たまポエマー、基本腐った女。
黒猫と紅茶(セイロン)を愛してます。
ちなみにプロフィール画像の猫は相棒『トト』。
見ての通り、痛い人です(笑)。
時たまポエマー、基本腐った女。
黒猫と紅茶(セイロン)を愛してます。
ちなみにプロフィール画像の猫は相棒『トト』。
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