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入った瞬間、不思議だからタイトルは不思議空間。
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キミガイルト・・・

あたしは元気になる嬉しくなる。

不思議・不思議。

魔法じゃないのに。

キミガイルト・・・

どうしてこんなに幸せ溢れる?

あたしの身体の全ての細胞が活発になるの。

深い眠りの世界に行った想いまでも踊りだす。

キミガイルト・・・

キミガイルト・・・

こんなにも世界は変わる。

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キミガイルト・・・でした。

ポケ映画を見てきました。

付き添ってくださった沢様(伏字にもなってませんね)ありがとうっ!!

映画感想。

サイヤ人がいるっ!!

それも沢山っ!!

映画館でクツクツと笑っていたのは私です。

全体感想を言えば・・・みんなの言うとおりサトシは男前でした。

だけど、後半ラスト近くまではサトシらしくなくて不満。

あと、ポケモンのバトルらしいバトルがなくて「え?これってポケモンでやんなくてもいいのでは?」と思いましたよ。

あ、でも萌えはあった。

・・・私、雑食です。

じじぃCPで萌えてました(おい)

あの水族のじいさんと船守っててくれたじいさん’s・・・

一人悦ってましたともっ!!

もういくとこまで行ったか・・・私(汗)

この世でそこに萌えたのは世界広しといえども私ぐらいなもんでしょう。

しかし、映画内容は辛口ですが初心に戻ってみてはいかがでしょう?と意見を述べたくなりましたねぇ〜

それでも見ないより見てよかった気持ちは大きいです。

そして、映画後はポケの話よりブレイブ。

小説読んでますが読み終わってないのでまだ萌えはないのですが・・・

オンリー行っちゃう?行っちゃおっか?

まぁ、サークルではなく買いの人で。



・・・て、映画見に行く前に車での妄想を書いちゃえ〜っ♪

予告にシゲルが白衣姿で・・・を見て考えた妄想。

全然ストーリーにあってませんけどっ☆

まぁそれはそれってことでっ!!

ってことで、ぽちっと投入〜



「やぁ」

それは、つい最近あったような気さくな挨拶。

だけど、俺たちは長い年月顔を合わしていないのだ。

シゲルにとってまだ俺は離れていても繋がっているってこと?

「シゲルっ!!どうしたんだよっ!こんなところで会うなんてっ!!」

俺だって気さくに『よぉっ!』って言葉を返したかった。

でも、シゲルと会ったら言いたいことが次々に湧き上がってきてそんな余裕どこにもない。

シゲルの元に駆け寄ると質問攻め。

タケシを除く仲間たちは『誰?』と首をかしげていた。

「たまたまだよ、たまたまっ!そしてたまたまサトシがいたから声をかけただけの話だろ?」

「そ、そうだよな…うん」

よく考えてみれば聞かなくてもわかりそうなのに何で俺そんなこと聞いてんだろ。

いつもそう。

シゲルと会うとわかりきったことを聞いてしまう。

どうしてか…それはわかってる。

『たまたま』と言う答えではなく『俺に会いたかったから』その答えが返ってこないかなの期待。

いつか…そう言ってくれる日を待ち望んでいつも同じことを聞いてしまうんだ。

「ん?どうかしたか?」

「いや、なんでもね〜って」

「そっか…じゃぁなサトシ」

くるっと背を向けて去っていこうとする。

俺は、とっさに翻ったシゲルの白衣の裾を掴む。

「なんだよ?」

「あ、なんでもね〜」

自分の取った行動に戸惑う。

訝しげに俺を見るシゲルの視線を感じているが掴んだ指先は離すことを拒否している。

昔話や世間話をしたいわけではないけど…どうしてか掴んだ白衣を離すことができない。

どうしようっ!ってか、無意識に何やってんだよ俺〜〜〜〜〜っ!!

少しパニくっているとタケシが近寄ってきた。

そして、俺とシゲルの髪をくしゃっと撫でる。

「シゲル、時間あるか?」

「あ?ああ、多少ならな」

タケシに子供扱いされたようでシゲルはジト目で睨みつけながらそう答える。

そんな視線に苦笑しつつ、タケシは次にぽんっと俺たちの背中を押す。

「まぁ、なんだ…お互い久しぶりなんだからゆっくり話でもバトルでもなんでもいいからしてくればいい。俺たちは近くのCAFEにでも行って休んでくるからさ」

タケシはそういうと2人を連れてさっさと行ってしまった。

残された俺たちは、わけがわからないという互いの顔をみていた。

しばしの沈黙の後、このままでいてもなぁ〜でいつもの台詞。

「バトルしようぜっ!!」

いつもシゲルとのバトルは真剣だった。

どんなに負けても何度でも頑張ろうって思わせてくれた。

いや、今だって…

シゲルとのバトルは俺を次へのステージに進ませてくれる。

勝っても負けても…

だけど…

「やだね」

「なんでだよっ!」

「サトシ、俺の今の夢はなぁ〜んだ?」

「…研究者」

「そっ!わかってんならバトルしようはないだろ?」

わかってる…シゲルは、もうポケモントレーナーではない。

だけど、バトルをやめなくたっていいじゃないか。

研究者はバトルをしてはいけないなんてルールはないのに…

いきなり理不尽なことを言われた子供のように俺は下を向いて唇をすぼませた。

「サ〜トシ」

「…なんだよ」

拗ねた顔のまま顔を上げると…

「っ!?」

唇に何かが触れた。

いや、正確には触れたものが何かってわかってるんだけど…信じられなくて。

「ポケモンバトルはしないけど、ラブバトルならいつでもするぜ?」

シゲルは、初めて旅を出たときと一緒の笑顔。

にやっと笑って俺をからかうような奮闘させるような…懐かしい笑顔。

「もっもうっ!!何だよシゲルってばっ!!」

「もう、バトルを通じての関係は卒業したいからな…サトシのこの唇から俺が好きって言わせてみせたいから次のステップに進むためにポケモンバトルはしてやんない」

ちょんっと俺の唇に人差し指で触れる。

その感触にどきっ☆

「いつでもラブバトルをしたくなったらここに電話しろよ?挑戦待ってるぜ」

シゲルはそういうと後ろ手に手を振って去っていく。

「こ、こらっ!!言い逃げすんなぁ〜〜〜〜っ!!」

それでもしっかりシゲルへの連絡先の紙を握って離さない。

呼び止めても結局シゲルはそのまま去って行ってしまった。

「なんだよ。シゲルの奴…勝手なことばっか言っちゃってさ」

シゲルが残した連絡先の紙を広げる。

そこにはポケギアNOと一言メッセージ。

『4番目のサァ〜トシ君、俺のポケギアの4番目は君のためにとってあるからいつでも電話かけて来い』

「…もう俺は4番目じゃね〜っつのっ!」

でも、シゲルの中で俺は特別って感じることができて嬉しかった。

もうシゲルの姿が見えなくなった方向に向かって呟く。

「やったろ〜じゃんっ!ラブバトルっ!!」

但し、シゲルが俺のこと好きって言わせるための。

俺は知ってる。

シゲルは、相手に素直に思いを伝えるのが苦手なこと。

だから、茶化さず真剣に言ってもらおうじゃないかっ!!

「まずは、母さんに言ってポケギアの許可もらわね〜と…」

そして、一番目に電話する相手はシゲル。

更にもう言う言葉は決めてあるんだ。

『バトルしようぜっ!!』

シゲルとの新しいバトルに胸がわくわくするのを感じながら俺は仲間が待つCAFEに走って行く。
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自分の中の不思議ちゃんを暴露してます。
見ての通り、痛い人です(笑)。
時たまポエマー、基本腐った女。
黒猫と紅茶(セイロン)を愛してます。
ちなみにプロフィール画像の猫は相棒『トト』。
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