いいなぁ…

私が住んでいる地域は十年に一度雪が降るくらい降らない地域です。
降った地域はたまったもんじゃないとは思うのですが…羨ましい！
あーあ…寒いだけでつまんない(>_<)
で、妄想を楽しむ。

雪が降ってはしゃぐ亘。
それをむすっとした態度でマフラーに顔を埋める美鶴。
「美鶴も一緒に遊ぼうよー」
「やだね。寒いだけだろ」
「子供っぽくなぁーいっ子供は風の子って言うだろぉ」
亘は不満顔で唇を尖らせる。
だが、何かを思いついたらしく美鶴に見えないように雪を掴み丸める。
「えーいっ♪くらえっ！」
白い雪の玉はポケットに手を突っ込み、顔をマフラーに埋めていた美鶴は避け切れずヒット！
「卑怯だぞ！亘！」
「へへーんだ！避けられない美鶴が悪いんだよー」
亘は楽しそうな笑い声をあげる。
「ほほう…」
美鶴はにやりと笑うといきなり亘に向かってダッシュ。
「！」
予測できなかった行動に亘はその場に固まってしまった。
「ほれ、風の子にプレゼントだ」
美鶴は密かに掴んでいた雪の塊を亘の服の中に突っ込む。
「ぎゃーつめてっ！酷いよっ美鶴！！」
「どうだ？寒いだろ？」
「当たり前でしょ！あー家帰る前に風邪引いちゃうよ！」
じと目で美鶴をにらむと美鶴はにっこり笑う。
「どうする？俺んちそこだけど？」
「…美鶴、まさか計算してかよ」
「さぁ、どうかな？」
にんまり笑う美鶴をみて答えを知る。
「もう、さいってー」
「でも、そんな俺も好きなんだろ？」
「うっ！そうだけど…も、もうっ！ちゃんと暖めてよね」
ぎゅっと美鶴の腕に抱きつく。
「まかしとけ」
にっこり笑う美鶴。
雪も溶かしそうなラブラブに空も雪を降らすのをやめてしまった。
なぁーんてね。
出勤前なんでここまで！
ち、遅刻するぅ～～(苦笑)