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入った瞬間、不思議だからタイトルは不思議空間。
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キラキラ光るお星様。
大人になって光る原理もわかってる。
だけど、キラキラ光るお星様。
夢を見る。
その光に指先触れて。
あたしもキラキラ輝くと。
キラキラ。
キラキラ。
キラキラ光って誰かを照らしてあげたいの。

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・・・つい最近カラオケに言ってOPを歌ってきた。
GYUっとGYUっと抱き合えば~
・・・泣けてくるのは何故っ!?
どうも最終回を思い起こすようでダメですねぇ(>_<)
あの2人を思い皆で歌うシーンに自分が参加しちゃっているようです。
って、最終回迎えて何ヵ月経つと思ってるっ!?
それでも、ふたご姫は好きです。
ファインとシェイドのカップリングはモロ好みですよぉ~
DVD欲しいがこれ以上、アニメのDVDは増やせないよぉ~

学園を救ったファインとレイン。
ハッピーの雪でアンハッピー状態から舞い戻ったわけだが・・・
俺は疑問を感じていた。
吸い取られたハッピーは雪として彼女達に戻ったが全部は戻ってはいない。
学園じゅうに雪は舞った。
・・・では、彼女達に戻らなかったハッピー分はどうしてる?
お祝いパーティで友達に囲まれるファインを遠目で眺めている。
今の所、いつものままだ。
笑って、はしゃいで、食欲も旺盛のようだ。
俺の取り越し苦労だったのか。
不足したハッピーは新しくハッピーで補充しているのかもしれない。
それならそれでよかったが・・・
ふっと息をつくと俺に気付いたファインがこちらに駆けて来る。
「どうしたの?シェイド?」
「ん?なんでもない。」
「そっか・・・あ、ねぇねぇっ!これおいし~よっ!」
皿に持った料理をぐいっと俺に勧める。
「俺はいいから・・・食ってろ」
「え~っ!美味しいものは皆で食べるともっと美味しくなるんだよ~」
不満そうな顔をするファイン。
じぃ~っとこちらを見つめて食べろといわんばかり。
「わかった・・・わかった・・・食べるよ」
ひょいっと行儀が悪いがファインの皿から手づかみで料理を摘まむ。
それを見ていたダインは嬉しそうに笑って自分も食べる。
「ねっ!美味しいでしょ?」
まるで自分で作ったように胸を張って答える姿が可愛い。
つい、意地悪な感情が出てきてからかってしまう。
「まぁな・・・お前が作ったものじゃないしな」
「あ~っひっど~~~いっ!」
「・・・過去それで被害を受けてるんだが?」
「うっ☆」
ぷくっと膨れたり、落ち込んだり、笑ったりとくるくる変わる表情。
やはり、自分の取り越し苦労だったか。
くすっと笑ってファインの髪を撫でる。
「シェイド?」
「おかえり」
今更と言う気もしたが言わずにいられなかった。
帰ってきてくれてありがとう・・・
今、俺の元にこうしていてくれてありがとう。
「変なシェイドっ!・・・でも、ただいま」
ファインは、にこっと笑って答える。
「ありゃ?」
そう答えた瞬間、床にへたり込む。
「ファインっ!?」
「あれ・・・?なんか安心しちゃって力が抜けちゃったのかな?」
自分でもよくわからないらしく驚いているようだ。
手を貸して起こしてやろうと思ったとき、後方でレインの名を叫ぶ声。
どうやらファインもレインも同じように力が抜けたようだ。
「レインっ!?」
ファインは心配そうな顔でそちらの方向を見る。
が、人だかりで様子を見ることもできない。
そんなファインを俺はひょいっと抱き上げる。
「うわっ!」
「あんまり暴れるなよ?」
「で、でも・・・これは恥ずかしいよ」
顔を赤らめるファイン。
まぁ、お姫様抱っこされて人だかりを歩かれるのは恥ずかしいかもな。
しかし、ドレス姿でおんぶと言うのはかっこ悪すぎだろう。
なので、あえて俺は無視してすたすたとレインのいる方向へ歩く。
「ファイン~~」
床にへたり込んだレインは同じような状態のファインを心配している。
ファインもファインでレインのことを心配していた。
「大丈夫なの?レイン」
「ファインは?」
「私は・・・とりあえず」
元気だよというように笑うファイン。
このままほおっておくと無茶をしそうなのですかさず突っ込みを入れる。
「嘘をつくな。まともに歩けないくせに・・・」
「シェイドっ!!」
拗ねたように頬を膨らませるファイン。
だが、本当の事を言ったまでだろう?という視線を向けるとぐっと押し黙った。
「今日はもう部屋で休め」
「え~だってぇ~」
不満げな顔をしても受け付けない。
「そうだよ・・・ファイン、レイン。君たちは頑張ったんだ・・・疲れていて当たり前だよ。パーティを中座しても誰も文句は言わないさ」
そんな俺を援護するようにブライトが加勢。
そして、レインを同じようにお姫様抱っこすると出口へ向かう。
「で、でも・・・ねっ!レイ・・・ン」
抵抗するファインがレインに同意を得ようと視線を向けるが無駄に終わったようだ。
レインの目はハートマークになってブライト以外見えていないようだから。
「ほら、観念して休め」
「うぇ~わかったよぉう」
渋々納得したようで俺は抱き上げたまま会場の外に出る。
「も、もう大丈夫っ重いでしょ?下ろしていいよ」
「だめだ。ちゃんと寮母の許可も貰ったから部屋まで送る。それにまた嘘ついただろ?」
「・・・なんでシェイドってばすぐわかるのよう」
「ファインがわかりやすすぎって言うこともある」
俺も嘘をついた。
確かにファインがわかりやすい性格をしている、
が、些細なことがわかるくらい俺はファインを見ているから。
「意地悪っ!」
「歩けないってわかってるなら無理しないで頼れるものを頼れ」
「でも、いつもならすぐ元気になれちゃうのに・・・どうしたんだろ?私・・・」
体力回復が著しく早いファイン。
確かにおかしいと思うのは当然。
やはり俺の推理は当たっているのかもしれない。
吸い取られたハッピーは彼女達に全部は戻ってはいない
不足したハッピーは体力がなくなる程度で済んだのだろう。
でも、補充しない限り同じことが何度も発生するということか。
ファインの幸せにするもの・・・
友達、楽しいこと、食べ物。
これは先ほどのパーティで補充されているはずだ。
残る幸せは・・・?
そう考えているとぎゅっと俺に抱きつくファイン。
「ファイン?」
「あのね・・・ちょっとだけこうしてていい?シェイドにくっついてると気分が楽なの」
顔を真っ赤にさせながらファインはちろっと俺を見る。
その時、俺は顔が緩みそうになった。
・・・だって、ファインの足りない幸せは自分が与えることができるのだから。
「ちょっとだけでなくずっとくっついてろよ」
「・・・シェイド、それって」
「俺がファインをこれからずっとハッピーにしてやるって言ってるんだよ」
チュッとファインの柔らかい頬にキスをする。
「好きだよ・・・ファイン」
「~~っシェイドぉ・・・・」
顔をくしゃっとさせて目に涙を浮かべるファイン。
ぎゅっと抱きつくと耳元に届く小さな声。
「私もシェイドをハッピーにするっ!大好きっ!!」

これは幸せが幸せを呼びもっと幸せになる初めのお話・・・

とまぁ、こんな感じでいかがっしょいっ!
・・・まだネタ的にはシェイドがファインのこと好きなのにファインが気付かないときの話とかあるけど。
それはまた今度ということで・・・(^_^)
なんでもいっぺんにやったら美味しくないもんねっ!
では・・・これにて。
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紅茶・創作活動・読書
自己紹介:
自分の中の不思議ちゃんを暴露してます。
見ての通り、痛い人です(笑)。
時たまポエマー、基本腐った女。
黒猫と紅茶(セイロン)を愛してます。
ちなみにプロフィール画像の猫は相棒『トト』。
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